ラス・ベンタス闘牛場(正式名称はプラサ・デ・トロス・モヌメンタル・デ・ラス・ベンタス)は、ラ・ギンダレラ地区のアルカラ通りに建っています。1920年代にネオ・ムデハル様式で建てられ、1931年6月17日に最初の闘牛が行われました。約2万4000席、直径60メートルの砂場を備えたスペイン最大の闘牛場で、1994年に歴史的記念物に指定されました。今も闘牛界の中心的存在です。公演のない日は、公式見学ツアー(Las Ventas Tour)で、オーディオガイドを聞きながら砂場、客席、礼拝堂、闘牛博物館を見て回れます。
見どころ

ネオ・ムデハル様式のファサード
むき出しのレンガ、馬蹄形アーチ、釉薬をかけた陶器の装飾など、ファサードはムデハル建築の語彙を取り入れています。アスレホにはスペインの各県の紋章が描かれています。建物の周りには、闘牛にゆかりのある人物の像が立っています。マタドールのアントニオ・ビエンベニーダや、闘牛士たちが恩人とみなしたペニシリンの発見者アレクサンダー・フレミングなどです。

砂場と客席
下段の客席テンディドから、柱廊のある上階の回廊まで歩くと、闘牛がどのように進行するのかがよくわかります。見学ルートには、勝利した闘牛士が担がれて通る「プエルタ・グランデ(大扉)」、牛の出入口、クアドリーリャ(闘牛士の随行チーム)の中庭も含まれます。
礼拝堂と医務室
闘牛士たちは、入場の前に闘牛場内の小さな礼拝堂で祈りを捧げます。見学では、負傷者が手当てを受ける医務室も見られます。
闘牛博物館
1951年5月15日に開館し、マドリード州が運営しています。マノレーテ、ホセリート、ベルモンテが着用した「光の衣装」、カポーテ(闘牛用のケープ)、1931年の杮落としの闘牛のポスターをはじめとする各種ポスター、絵画や彫刻が展示されています。闘牛場の見学に含まれています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- オーディオガイドは、日本語を含む11言語に対応しています。料金は一般16ユーロ、学生・シニア・13〜18歳は13ユーロ、5〜12歳と障がいのある方は7ユーロです(2026年10月にLas Ventas Tour公式サイトで確認)。チケットには砂場、闘牛博物館、VR体験が含まれます。プライベートガイド付きのツアーもあり、内容により25〜30ユーロからです。窓口は閉場の1時間前に閉まり、闘牛場は車いすでも見学できます。別の選択肢として、ラス・ベンタス闘牛場の見学もあります。
- 闘牛シーズンは3月下旬から10月中旬までです。ハイライトは5月初めから6月初めのサン・イシドロ祭(2026年は5月8日〜6月7日)で、続いて10月初めの秋の祭り、10月12日の闘牛があります。闘牛のある日は、開演の3時間前に見学が終了します。また、イベントのため見学が中止になることもあります(例:2026年10月4日)。出かける前に必ず確認してください。闘牛はスペイン国内でも議論のあるテーマですが、この見学は建築と場所の歴史を扱うものです。
アクセス
住所:Calle de Alcalá, 237, 28028 Madrid。見学の入口はプエルタ・グランデで、地下鉄の出口の正面にあります。地下鉄:ベンタス駅(2号線・5号線)。バス:12、21、38、53、106、110、146番。
営業時間
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