ラサロ・ガルディアーノ美術館は、出版人でコレクターのホセ・ラサロ・ガルディアーノが、サラマンカ地区のセラーノ通りに1904年から1909年にかけて建てた邸宅「パルケ・フロリード」にあります。邸宅の名は、アルゼンチン出身の妻パウラ・フロリードにちなんだものです。1947年に亡くなる際、彼は邸宅とコレクションをスペイン国家に遺贈し、美術館は1951年1月27日に一般公開されました。 コレクションは60年以上かけて集められた1万2600点以上で、ゴヤ、エル・グレコ、スルバラン、ムリーリョ、ヒエロニムス・ボスの絵画のほか、七宝、象牙細工、宝飾品、武器、織物、家具もあります。旧邸宅の装飾された広間を4つの階にわたって見て回れ、プラド通りの大美術館の人混みとは無縁です。
見どころ

パルケ・フロリード邸
煉瓦と石造りの邸宅は、手すり付きのテラスと彫像を備え、庭の中にたたずんでいます。庭には、美術館の開館時間中は自由に入れます。館内の広間には、天井画が今も残っています。

ゴヤの『魔女の夜宴』
オスーナ公爵家の別荘「エル・カプリチョ」のために1797〜1798年に描かれたこの小品には、魔女たちに囲まれた大きな雄山羊が描かれています。館内でも特に有名な作品のひとつで、館にはほかのゴヤ作品も所蔵されています。

絵画の展示室
宮廷の肖像画、フランドルの初期絵画、スペイン黄金世紀の絵画が、部屋ごとに続きます。ボスの『瞑想する洗礼者ヨハネ』と、レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子の作とされる『少年の救世主』をお見逃しなく。
装飾美術
中世の七宝、象牙、金銀細工、時計、宝飾品が、順路の大部分を占めています。美術品だけでなく書物や写本も買い集めた、コレクターの幅広い好奇心がうかがえます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- 入場料は8ユーロです(65歳以上、学生、7〜10歳の子ども、子ども3人以上の家族は5ユーロ)。7歳未満は無料です(料金は2026年10月に確認)。火曜から金曜の14時から15時は、誰でも無料で入れます。館内ガイドの無料版が、スペイン語、英語、フランス語で用意されています。宝物の間は、設備点検のため一時閉鎖中です。あわせて読みたい:チャンベリ地区。
アクセス
Calle de Serrano, 122, 28006 Madrid。地下鉄はルベン・ダリオ駅(5号線)、グレゴリオ・マラニョン駅(7号線・10号線)、ヌニェス・デ・バルボア駅(5号線・9号線)、アベニーダ・デ・アメリカ駅(4号線・6号線・7号線・9号線)。 バスは、セラーノ通りの9番・16番・19番・51番、カステリャーナ通りの7番・14番・27番・40番・145番・150番、マリア・デ・モリーナ通りの12番、ディエゴ・デ・レオン通りの61番です。
営業時間
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