旅行者のタイプ別におすすめの方法

EU加盟国からのローミング

お使いの料金プランがEU加盟国のものなら、「自宅と同じようにローミング」のルールに基づき、スペインでも国内と同じ料金で通常どおり使えます。ただし、海外で使えるデータ量に上限があるプランもあります。パソコンとテザリングする場合は特に、出発前にその上限を確認してください。イギリス、スイス、北米などEU域外からの場合、ローミングは通信事業者次第で高額になることがあります。出発前に海外向けオプションを問い合わせましょう。

eSIM:短期滞在でいちばん簡単な方法

eSIMはコードまたはアプリから設定し、物理的なカードは不要です。自宅で有効化し、到着時に利用を開始できます。スマートフォンがeSIM対応で、SIMロック解除済み(契約事業者に縛られていない)であることを確認してください。必要に応じて銀行のSMSを受け取るため、いつもの回線は残しておき、その回線のデータローミングはオフにして料金の発生を防ぎましょう。オンラインで売られている旅行用eSIMの多くは、数日から1カ月有効です。安さだけでなく、データ量、有効期間、対象国を比べてください。

スペインのプリペイドSIMカード

スペインの代表的な事業者はモビスター、ボーダフォン、オレンジで、ヨイゴなどのブランドもあります。プリペイドSIMは、事業者の店舗、家電量販店、マドリード・バラハス空港、オンラインで購入できます。スペインでSIMを買うには、通常は身分証(多くの場合パスポート)が必要です。パスポートと、ロック解除済みのスマートフォンを持っていきましょう。店を出る前に、販売員にSIMを入れてもらってテストしてください。電話番号、データ量、有効期限を確認し、EUローミングが含まれるか、どの範囲かも尋ねましょう。

プエルタ・デル・ソルやグラン・ビア周辺の中心部の店は便利ですが混み合います。土曜に到着する場合は時間に余裕を見てください。また、地域の小さな店は昼に閉まることがあるのでご注意を。スペインの営業時間をご覧ください。

空港か市内か

マドリード・バラハス空港到着時には、事業者のカウンターや自動販売機でSIMが売られていることがありますが、ターミナルや時間帯によって異なります。設定済みのeSIMなら行列を避けられます。市内で買う物理SIMは空港のキオスクより安いことがありますが、保証はありません。いずれの場合も、元のSIMカードは、なくさない場所にしまっておきましょう。

避けたい落とし穴

  • 「無制限」のプランは、一定のデータ量を超えると速度が制限されることがあります。条件をお読みください。
  • 路上や素性の知れない販売員から買う観光客向けSIMは、あなたの名義で登録されていない可能性があります。きちんとした店舗で買いましょう。
  • 事業者にロックされたスマートフォンは、外国のSIMを受け付けません。
  • テザリングは制限されたり、別料金だったりすることがあります。
  • 誤って削除したeSIMは復元できない場合があります。可能なら設定コードを保管しておきましょう。
  • パスポートの情報を、見知らぬ相手にメールやメッセージで送らないでください。確認は店舗または事業者のサイトで行います。

公共Wi-Fiとセキュリティ

カフェ、一部の美術館、駅、空港ではWi-Fiが使えますが、オープンなネットワークは銀行取引やパスワード入力には安全ではありません。重要な操作にはモバイルデータを使いましょう。街中でのほかの注意点は、マドリードの詐欺と注意点をご覧ください。

さらに知るために

旅行中に仕事をするならマドリードのコワーキングとリモートワーク、スマートフォンを使った移動はマドリードの交通、支出の計画には旅行予算をお読みください。